
FDDを換装するため、部材を発注し、ようやく到着しました。

家電のケンちゃんでたのんでいた、
MSX用スリムFDD 変換アダプタ TYPE-M2(P)
MSX用スリムFDDケーブル(10cm2本)
変換アダプタはA1Fが2台なので、これも2個
FDDケーブルは2本入りなので1セットを買いました。

遅れて到着したスリムFDDが到着。これはamazonで2台購入しました。
この変換アダプターに対応するFDD互換表がここのページにありました。
この時はYE-DATAのYD702J-6x37Jという型番しか安く購入できませんでした。その他は売切れとなっているもが大半でした。3.5インチFDDなどはREADY信号に対応していないものがほとんどで、FDDの製造がストップしてきているこの御時世で選ぶことができません。なのでこのスリムFDDが一番妥当ではないかと。デメリットは後程紹介しますが、FDD自体が薄くなったので、FDDの入口の周りに隙間が空くことです。
発注ミスで結果は良かったですが、「ベゼル無シャッタータイプ」頼んでしまいました。
おそらく「ベゼル付タイプ」が正解だと思いますが、でも到着したものは「ベゼル付タイプ」でした。ベゼルという意味が分かりませんでしたが、おそらくフロッピー挿入部分の枠だと思います。
発注される方はこの部分を十分確認の上、発注してください。
とあるHPで記載されていないので、誤発注してしまいました。
Amazonの商品写真は白色でしたが、実際に商品到着は黒でした。これはA1Fの色に合うものだったのでラッキーでした。

ここからは自己責任で作業してくださいね。当ブログでは責任は負いません。
さあ解体に進みましょう。ボディーを外し、キーボードも撤去します。
キーボードの接続しているフラットケーブルの取り扱いは慎重に。
旧FDDも裏のビス3本も外すことを忘れずに。

FDDの端子の茶色部分を上に持ち上げてください。それからフラットケーブルを差し込み、奥まで差し込みを確認後この茶色部分を下に下げてください。これでフラットケーブルが挿入できました。

フラットケーブルを変換ユニットに装着し、本体からくるフラットケーブルを変換コネクタに差します。ここ最大の注意点です。変換アダプタ側の左右の差込を間違えないでください。FDDが壊れるほか、最悪本体も壊れる可能性があるので御注意を。写真のように差し込めばOKです。

説明書には簡単に注意していますが、変換アダプタの裏面(半田面)は絶対絶縁しておいてくださいね。FDDの周りには電源関連やキーボードなど金属で短絡するものが多くあるので、絶縁処理だけは必ずしてください。当方はカプトンテープを2重張りしました。

旧FDDから左右にある、丸のFDD取付台座を外します。

FDDに先ほど外した台座を移植しますが、今までついていたFDDの固定ビスはM3なので、取り付けることができません。写真のようにM2.5×6mmのビスを買ってきました。
ホームセンターで調達してきましたが、おそらく6mm以下のものはないでしょう。

6mmのビスをそのまま使用するとFDDの中身を損傷し不具合がでるので、ビスを点線の位置(半分以下)でペンチ等でカットします。

これでFDDの台座の移植が完成しました。

最後の注意点ですが、YE-DATAのYD702J-6x37JのFDDですが、丸のビスだけはFDDと干渉することが判明しました。

このビスも長さを半分ぐらいにしたほうがいいですね。
ビスをカットしないとフロッピーのイジェクトボタンの機構と干渉し、フロッピーが挿入できませんでした。

最後でも言いますが、3.5インチからスリムFDDになったため、このようにFDDの周りに隙間ができます。これが嫌な方はやめておいたほうがいいでしょう。

2台ともFDDの取付が完了し、フロッピーのゲームがこのA1Fできるように復活を果たしました。
FDDの在庫が少なくなってきているので、今の機会にFDDの換装をやってみてはどうでしょうか?